有馬記念、内枠有利は伝統[データ解析]

有名な競馬解説者の須田鷹雄さんのnetkeibaでの長期連載コラム「回収率向上大作戦」の2018年の記事で、過去10年間のレース成績を振り返った分析が行われていました。

有馬記念で1枠2枠に入った馬は勝率・複勝率とも好結果、回収率も高い。

ベテランの皆さんには何を今更という話でしょうが、競馬初心者にとっては改めてこうしたデータ分析を持って提示されると納得もしやすいというもの。

ちょっとサンプルを多めに、過去10年を対象にしてみよう。枠番でいう1枠2枠に入った馬は[7-7-5-47]。勝率10.8%・複勝率28.8%は全馬平均の6.7%・20.1%を大きく上回る。

とコラムにある通り、その馬がどういった位置を望んで戦いたいかも関係はありますが、長年揺るがない強い傾向の一つとして覚えておきます。

ちなみに、このコラム公開の後行われた2018年の有馬記念の結果は、1着ブラストワンピース(4枠8番)2着レイデオロ(6枠12番)3着シュヴァルグラン(8枠15番)という結果。今回の内枠の面子は3着までに来れなかった中で、最後にぐいっと上がってきた外枠シュヴァルグランは大健闘と言えるのかも。
1枠1番はオジュウチョウサンでしたね。ゴール100m手前まではアリそうな迫力でした。

参考・出典