東京・ダート1600mは外枠が有利[コース攻略]

東京競馬場のダート1600mはスタート地点が芝になっています。
コース図やレース映像を見るとわかりますが、

内枠より外枠のほうが芝が長いため立ち上がりが良く、行き足がつくため有利なポジションを取りやすいです。

これは長く言われ続けていることのようで、過去の複勝率でも明確にわかります。

例えば2019年まで6年分のフェブラリーステークスの3着以内を見ると

  • 2019 1着 インティ6(4枠) 2着 ゴールドドリーム 3(3枠) 3着 ユラノト 2(2枠
  • 2018 1着 12ノンコノユメ(6枠) 2着 14ゴールドドリーム(7枠) 3着 6インカンテーション(3枠
  • 2017 1着 3ゴールドドリーム(2枠) 2着 9ベストウォーリア(5枠) 3着 10カフジテイク(5枠)
  • 2016 1着 14モーニン(7枠) 2着 7ノンコノユメ(4枠) 3着 4アスカノロマン(2枠
  • 2015 1着 4コパノリッキー(2枠) 2着 14インカンテーション(7枠) 3着 10ベストウォーリア(5枠)
  • 2014 1着 13コパノリッキー(7枠) 2着 15ホッコータルマエ(8枠) 3着 11ベルシャザール(6枠

1~3枠と6~8枠で比べても外側有利に見えますね。1枠だけで見ると3着以内がゼロ。
一方、内枠寄りから出て勝ったゴールドドリームが翌年外側から出て2着。近年で内側から上位に食い込んだ馬が今年外側にいるなら、東京ダート1600m向きの実力馬としてチェックしてみるといいかも知れませんね。
また、コースレイアウトの特徴としてパワータイプ・逃げ・先行有利なので、逃げ・先行タイプの馬の枠順が中頃から外側にいれば注目の価値あり。

参考・出典